2014年6月9日月曜日

コヘイシソウ(Sarracenia minor)

北アメリカ大陸の東南海岸に生息するヘイシソウです。普通の葉の高さは三十センチくらいですが、ジョージア州のある沼で九十センチ程高い葉を持つ亜種があります。ちなみに私が栽培しているのは普通の種類です。


一月にウトリクラリア・ジェミニスカパを交換し、コヘイシソウを貰いました。その前に一度栽培したことがありましたが、大学にいた時に失いました。一月には冬眠がまだ続いていたので、写真で見える葉はおそらく去年の残っている葉なのです。葉の後ろの白い点は獲物に出口を騙し、それで獲物はそれを向い、葉にぶつかり、落ちてしまいます。かなり面白い捕らえ方と思います。


春になり、今年の最初の葉が出されました。土壌は半分ピートモスで半分パーライトです。一般のヘイシソウのように腰水しています。


今最も高い葉は十五センチです。今年の葉が古い葉より高いのはいいことですね。

2014年6月7日土曜日

ウトリクラリア・グラミニフォリア (Utricularia graminifolia)

このウトリクラリアはアジアに由来します。地上にも水中にも生えられますからアクアリウムにも使われています。しかし普通地上で栽培されると思います。栽培の環境によって葉の形が変わります。地上の葉は短いですが、水中で細長くなります。


このウトリクラリアは四月にサンフランシスコの店から買いました。水中で栽培されたので買った後ですぐ水がある容器に置きました。それはウトリクラリア・フンボルディーの容器でした。そして水が少し足りなかったので、水をもう少し注ぎ込みました。三センチの水で栽培しています。それでこうなりました。


店の店員によるとウトリクラリア・グラミニフォリアは栽培しにくいアクアリウムの植物だそうですが、ピートモスと水だけを使用した栽培は意外に簡単でした。三週間後ウトリクラリアはこうなっていました。


ご覧の通り古い葉が大部枯れていましたが新しい葉が沢山出されています。

数日前この写真を撮りました。画質が低いですが、ご了承ください。