2017年6月29日木曜日

ウトリキュラリア・コルヌタ (Utricularia cornuta)

北アメリカに生息するウトリキュラリアです。葉と花はウトリクラリア・スブラタに似ていますが花がより大きいです。


二年前の六月に台湾から輸入しました。葉が細長いです。そして生息地で時々水に覆われることがあります。その時葉が更に長くなります。

貰った後はペティオラリス系のモウセンゴケと一緒に育ちました。容器は窓辺に置かれて常に暖かいです。水を余り上げていないのです。他のウトリキュラリアと一緒に栽培した方がいいでしょうが葉がよく似ているので紛らわしいです。とにかく栽培の環境が理想的ではありませんがそれでも繁殖してくれています。


 周りはペティオラリス系のモウセンゴケだけです。


捕虫嚢が葉についているのが面白いです。そして元々なかったのにどうしてつくようになったのでしょうか。


繫殖力が強い品種です。数ヶ月で容器の所々に現れました。


遂にこうなってしまいました。(笑)



ところで二ヶ月前に花茎が現れましたが容器が低過ぎて結局はどうにもなりませんでした。五月にもっと大きな容器に植え替えましたがそれでいいでしょうか。花が比較的に大きい品種なので見たいですね。

2017年6月27日火曜日

ドロセラ・ナタレンシス (Drosera natalensis)

アフリカに自生するモウセンゴケです。非常にドロセラ・ベヌスタに似ていますがその品種より少し小さいです。栽培は簡単です。裏庭でドロセラ・ベヌスタと同じポットで植えています。


二年前の六月に交換で貰いました。当時直径五センチでかなり大きかったですが外で栽培されていなかったらしく植えたらすぐ縮めました。今の直径は三センチくらいです。


日当たりがよくて赤色になりました。そして時々花を咲かせましたがなぜか種がなかったようです。


ここでドロセラ・ベヌスタと比較出来ます。ドロセラ・ナタレンシスは中心に近い一番小さいモウセンゴケです。




小さくても綺麗な品種だと思います。

2017年6月22日木曜日

ネペンテス・ビカルカラタ (Nepenthes bicalcarata)

ボルネオ島に自生する低地性のウツボカズラです。蓋の下に牙が二つ付いてるのが特徴で学名もそれに由来します。植物全体を見ればウツボカズラの一番大きい品種です。葉が大きくなりますが最大の袋でも三十センチを満たしません。


二年前の六月に台湾から輸入しました。ご覧の通り当時結構小さかったです。




最初はツボウツボカズラと一緒に窓辺で栽培していました。


時々袋を出しましたが常に袋がついていませんでした。そして大きくなったり小さくなったりして成長が不安定でした。




湿度が足りなかったようです。数ヶ月後もっと大きなポットに植え替えましたが同じく窓辺で植えていました。


湿度が足りないとウツボカズラの蓋が萎縮する傾向があります。約一年前プラスチックの容器に植え替えました。すると調子がよくなりました。


これは去年の九月に撮られた写真です。前の写真の様子と結構違いますね。


ネペンテス・ビカルカラタは左にあります。少し罪悪感を感じますがツボウツボカズラが大き過ぎるから今でも窓辺で栽培中です。





十一月にすごく大きくなりました。上の写真の右上の植物です。


先月その容器の植物が大き過ぎたのでもっと高いのに植え替えました。ネペンテス・ビカルカラタは真ん中にあります。


直径だけではなくて袋もかなり大きくなっています。あとどのくらい今の容器で収容出来るでしょうか。(笑)

2017年6月21日水曜日

デイビス植物園の食虫植物 パート一

カリフォルニア大学デイビス校の植物園には食虫植物が沢山あります。食虫植物が二棟の温室に分けられてさらに外にヘイシソウとモウセンゴケがあるから結構豊富な集合です。面白いことに高地性と低地性のウツボカズラが同じ温室で栽培されています。しかもどちらも生育がよさそうです。写真が多過ぎるので今日一棟の温室だけ紹介します。










ネペンテス・ラジャです。






袋がついていないウツボカズラが多いのが残念です。


ネペンテス・ハマタです。


ヘリアンフォラには光が足りないようです。



 

ウツボカズラです。



































ウツボカズラの実生苗が生えているのが面白いと思います。
















入場料はありませんからチャンスがあったら是非寄ってみて下さい!