2017年5月20日土曜日

シビンウツボカズラ (Nepenthes lowii)

ボルネオ島に自生する結構有名なウツボカズラ です。上位袋が独特で、下位袋の蓋の裏側に毛が沢山ついているのも特徴です。どう見ても興味深い種です。

最初に栽培に手掛けたのは二年前でした。当時はプラスチックのコップみたいなものにミズゴケでヘリアンフォラ・プルプラセンスと一緒に栽培していました。湿度を保つ為に常に透明な蓋を被っていました。理想に程遠い栽培環境でした。


夜にはちゃんと外に移動して冷やしましたけど一年も経たないうちに枯れてしまいました。


しかしこれは自分にとってウツボカズラの栽培に大きな一歩でした。なぜならこれまでは全てのウツボカズラを外で栽培していたけどこの種をはじめウツボカズラを室内で栽培するようになりました。この種は外で栽培すれば必ず死ぬと分かっていたのです。またこの後はシビンウツボカズラのような栽培がやや難しいウツボカズラの栽培を挑戦するようになりました。


もちろんもしその挑戦が失敗で終わったらこの投稿が無意味になりますが去年の六月にもう一度シビンウツボカズラの栽培に手がけました。その個体もまたCarnivoriaから注文しました。

これは八か月前の写真です。貰った時は前の個体より小さかったです。


これは十二月の冬休みに撮った写真です。袋がついていましたけど撮りづらい位置にあったので残念ながらそれの写真がありません。


三月が春休みだったのでまた植物を見ることが出来ました。写真の真下に袋の蓋が見えます。袋が赤くて綺麗です。


先週家に帰った時に植物の成長に少し驚きました。



シビンウツボカズラの成長が遅いとよく言われていますがこれを見ればそうではないと思わせられますね。袋が右にあって左の葉には袋がまだついていません。これからは楽しみです。

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