2015年7月25日土曜日

イヌタヌキモ (Utricularia australis)

分布範囲が広いタヌキモです。ヨーロッパ、アジア、アフリカとオーストラリアで分布されています。オオタヌキモとウトリクラリア・ブルガリスによく似ていて、花を咲かせていないと分別するのがとても難しいです。


去年の五月にこの植物をネットで買いました。始めはウトリクラリア・ジェミニスカパの水槽で栽培していましたが、そこでうまくいかなかったので、裏庭の容器に入れてみました。


しかしそこで糸状藻が多いので、そこにもうまくいっていません。比較的に栽培しにくいタヌキモだと思います。


今日上の写真を撮りました。補虫嚢がない上に七月にもかかわらず殖芽になっています。さぞこの栽培環境が嫌いでしょう。

2015年7月24日金曜日

新しい植物 - パートフォー

昨日再びCarnivoriaから購入した植物が来ました。六月九日にお金を払いました。今度は随分遅かったです。

購入した植物は

ウトリキュラリア・ジャメソニアナ (Utricularia jamesoniana)
ウトリキュラリア・ネフロフィラ (Utricularia nephrophylla)
ウトリキュラリア・コルニゲラ (Utricularia cornigera)
ウトリキュラリア・ミクロカリックス (Utricularia microcalyx)
ウトリキュラリア・レスピナタ (Utricularia resupinata)
ウトリクラリア・トリデンタータ (Utricularia tridentata)
ゲンリセア・サブグラブラ (Genlisea subglabra)
ゲンリセア・ピグメア (Genlisea pygmaea)

おまけとしてロリドゥラ・ゴルゴニアスも貰いましたが、死んでいました。


ウトリキュラリア・ジャメソニアナ


ウトリキュラリア・ネフロフィラ


ウトリキュラリア・コルニゲラ


ウトリキュラリア・ミクロカリックス


ウトリキュラリア・レスピナタ


ウトリクラリア・トリデンタータ


ゲンリセア・サブグラブラ


ゲンリセア・ピグメア

2015年7月23日木曜日

ドロセラ・ビロサ (Drosera villosa)

ブラジル固有のモウセンゴケです。見た目はドロセラ・カペンシスに似ているが、栽培は少し難しいです。


今年の三月にネットのオークションで手に入れました。南米のモウセンゴケをミズゴケで植える人もいますが、しばらく地生のウトリクラリアと一緒ピートモスで栽培しました。それで湿気もある程度維持出来ました。

ある日アブラムシをドロセラ・ビロサに上げました。そのことを未だに後悔しています。その理由で別の容器に植えつけました。実は一ヶ月前やっと元の容器のアブラムシを殲滅されることに成功しました。本当にばかばかしいことでした。

容器を変えたとはいえ、ドロセラ・ビロサにまだアブラムシが残っていました。その時はまだ気づいていませんでした。


ご覧の通り子株がありました。南米のモウセンゴケは結構よく子株で繁殖すると思います。


左の葉の歪みはアブラムシによるものです。気付いたら対策としてそのポットの植物を三日間水で満たされていた容器に入れました。それでアブラムシの問題を解決出来ました。


ドロセラ・ビロサは栽培しにくい種だと言われていますが、湿気と低温を維持出来れば、そんなに難しくないと思います。自分は昼に水槽の上の光を浴びさせ、夜に容器を外に移動することで高地のモウセンゴケの栽培を何とか出来ています。

六月に惨劇が起こりました。寝坊したので、外に置かれていた植物が蓋がされていたままに日照を受けてしまいました。そのせいで、サンフランシスコ・ベイエリアの食虫植物愛好会で手に入れたネペンテス・スぺクタビリスが即死しました。ドロセラ・ビロサの成長点も黒くなりました。他のモウセンゴケもダメージを受けました。


本当に悔しかったですが、葉がまだ緑色だったので、まだ諦めていませんでした。

二週間前、新しい葉が現れました。



そして段々大きくなりました。


本当に小さい葉ですが、生きているだけですごく嬉しいです。

2015年7月20日月曜日

新しい植物 - パートスリー

昨日BCPから購入した新しい植物が来ました。全部十五種でしたが、その種の中に十株以上のもありました。主にタヌキモを買いましたが、モウセンゴケとゲンリセアもありました。

買った植物は

ウトリクラリア・ビューゴホレイ (Utricularia beaugleholei)
ウトリクラリア・ラシオカウリス (Utricularia lasiocaulis)
ウトリクラリア・アウレオマキュラータ (Utricularia aureomaculata)
ウトリクラリア・アメジスティナ (Utricularia amethystina)
ウトリクラリア・アペンディクラタ (Utricularia appendiculata)
ウトリクラリア・ロストラータ (Utricularia rostrata)
ウトリクラリア・トリコフィラ (Utricularia trichophylla)
ウトリクラリア・トリデンタータ (Utricularia tridentata)
ウトリクラリア・リフレクサ (Utricularia reflexa)
ウトリクラリア・ヴォルビリス (Utricularia volubilis)
ウトリクラリア・キャンベリアナ (Utricularia campbelliana)
ドロセラ・ロライマエ (Drosera roraimae)
ドロセラ・カンポルペストリス (Drosera camporupestris)
ドロセラ・フレキシカウリス (Drosera flexicaulis)
ゲンリセア・ロライメンシス (Genlisea roraimensis)

ウトリクラリア・ビューゴホレイ
葉の形はウトリクラリア・ディコトマのに似ていると思います。

ウトリクラリア・ラシオカウリス
葉が結構小さいです。

ウトリクラリア・アウレオマキュラータ

ウトリクラリア・アメジスティナ
ウトリクラリア・トリカラーに似ています。

ウトリクラリア・アペンディクラタ

ウトリクラリア・ロストラータ

ウトリクラリア・トリコフィラ


ウトリクラリア・トリデンタータ
これもウトリクラリア・トリカラーに似ていますね。

地生のウトリクラリアは一応ピートモスに植えつけました。

ウトリクラリア・リフレクサ(二十株位貰ったと思います)

ウトリクラリア・ヴォルビリス

植えつける前はこんな感じでした。

ウトリクラリア・キャンベリアナ

二株に分けました。

ドロセラ・ロライマエ
 これも十株位でした。しかも大きい株は直径三センチで結構思ったより大きかったです。

ドロセラ・カンポルペストリス
二センチにも及びませんでしたが、三十株近く貰いました。

ドロセラ・フレキシカウリス

明らかに十株以上でした。二つに分けて他のミミカキグサと一緒に植えつけました。茎の高さは既に十センチを超えています。

ゲンリセア・ロライメンシス
今度唯一購入したゲンリセアです。購入と言いますか、ドロセラ・ロライマエと一緒におまけとして選んだだけです。

2015年7月18日土曜日

ピンギィキュラ・メヅシナ (Pinguicula medusina)

メキシコのオアハカ州に自生するムシトリスミレです。元々ピンギィキュラ・ヘテロフィラの種類だとされていました。葉が細長いのが特徴です。自分はそのようなムシトリスミレがとても好きです。そしてピンギィキュラ・メヅシナは葉の先端で子苗を作ります。冬で葉が縮み、成長が止まります。


今年の四月に交換でこの植物を手に入れました。他のムシトリスミレと一緒にピートモスと砂とパーライトとバーミキュライトで栽培しています。

最初はうまくいきませんでした。元の葉が全部枯れ、新しい葉が結構小さかったです。


数週間後、株が更に小さくなりました。


一ヶ月前に、植物がこうなっていました。葉が赤くなり、ロゼット状でした。元の葉がまだついていました。


最近葉がやや長くなっています。


虫が捕まえられるようになれば、調子が良くなるかも知れません。