2015年5月20日水曜日

原色食虫植物のレビュー


二月にロサンゼルスの食虫植物の愛好会で会員の一人からこの本を貰いました。一九八三年に出版されたので、結構古いなんですが、ページをめくったら植物が沢山紹介されていました。殆ど二百種類があります。種は一ページずつ紹介されています。大分のページは以下のようです。


植物の様子は詳しく記されています。本の最後の部分に栽培の情報が少し乗せられていますが、この本は栽培を中心とはしません。古い本とはいえ、写真は基本的にきれいです。ロリドゥラやドロソフィルムのような単型の属も紹介されています。しかしゲンリセアが含まれていないのは残念だと思います。

湿地で食虫植物を見かけたら、この本を使えば見分けることが出来るでしょう。しかし栽培には余り役に立たないと思います。その点を除いて結構いい本だと思います。

ところで著者の近藤勝彦は食虫植物の本を沢山書いています。近年にも本を書いています。

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