五番目の投稿で紹介したウトリクラリア・パルセノピペスと混ざっているもう一種のウトリクラリアです。色々な方面でウトリクラリア・ビスクアマタに似ています。例えば、野草になる傾向があります。又、葉の形はウトリクラリア・ビスクアマタと分別出来ない程似ています。 野生の状態で一年生の植物です。しかしウトリクラリア・ビスクアマタがアフリカの南部にしか生えないのに対して、ウトリクラリア・スブラタは殆ど世界中に分布しています。
この植物は二度入手しましたが、どんな時にも別に欲しくありませんでした。と言っても、全く欲しくないわけでもありませんでした。初めては植物園で買ったウトリクラリア・ロンギフォリアと一緒に植えられていました。最初その小さな葉は幼少なウトリクラリア ロンギフォリアだったと思いましたが、やがて葉の形が違うと気づきました。
ウトリクラリア・スブラタとウトリクラリア・ビスクアマタを分別するには花より他ないい言って良いでしょう。葉だけで分別するのが無理です。しかし花があれば、簡単になります。ウトリクラリア・スブラタは閉鎖花を作るのです。上の写真の右で見えます。
さて、二番目の入手は一月に買ったウトリクラリア・パルセノピペスと一緒です。写真の上の方でやや大きいな葉がウトリクラリア・スブラタでした。その時それが分からなかったのです。もし分かったらとしたら、すぐに植え替えたに違いありません。しかしウトリクラリア・スブラタだと知らなかったので、ほっとおきました。
それで、一ヵ月後閉鎖花がありました。その時やっとウトリクラリア・スブラタがあると分かりましたが、どうしようもありませんでした。幸いウトリクラリア・パルセノピペスの方が速く繁殖するようです。
ところで、 ウトリクラリア・スブラタが水で成育していると、葉の形が変わり、長くなると聞いていますが、いつか試して見たいと思います。
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