十四年前(当時、私は小学二年生だった)、私は学校の図書館でKiller Plantsという変わっている植物についての本を見つけました。本の中で食虫植物と寄生的な植物が紹介されました。そのきっかけで食虫植物に興味を持つようになりました。
その本は食虫植物を栽培している人の間にかなり人気があります。栽培は何とかなりました。そして三年生の時に、私はその植物を授業に持っていき、みんなに見せました。来年の春にそのムラサキヘイシソウが花を咲かせました。しかし暫く経ってからなくなりました。未だに理由が分かりません。ちゃんとRO水を上げましたが、もしかしたら害虫があったのかも知れません。
当時本当に悲しかったです。大袈裟に聞こえるかも知れませんが、私は植物を棺に入れ、自分で土に埋めました。あのこと以来ムラサキヘイシソウは一切栽培していません。続いて他のヘイシソウやモウセンゴケやハエトリソウなどを栽培しました。殆どは近くのホームセンターで購入しました。特に印象に残っているのはあるコヘイシソウ (Sarracenia minor)でした。何年間もそれを栽培していました。最後にかなり大きかったのです。実はタヌキモも栽培しました。ウトリクラリア・ブルガリス (Utricularia vulgaris) とオオバナイトタヌキモ (Utricularia gibba) がありました。もちろん全ての栽培がうまくいったわけではありませんでしたが、最後に私には結構大きいコレクションだと思いました。
しかし、大学に入り、家族に食虫植物の栽培を頼むことにより、ほぼ無くなりました。家に帰った時は余り気づかなかったので、自分は無罪とは言えません。今振り返ってみれば、植物が段々衰えて死ぬことに別に何も感じなかった自分が情けないと思います。無視した挙句、ウツボカズラ以外の植物が全部亡くなりました。ドロセラ・カペンシス (Drosera capensis)さえ亡くなりました。その時の植物が高価とは言えないでしょうが、それでも自分がそれらの命をもっと大事にすべきだったと思います。
そういうわけで、二~三年間この趣味が途絶えました。 明日この趣味の再開のきっかけについて書きたいと思います。
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