2014年5月8日木曜日

ドロセラ・マクランサ(Drosera macrantha)

ドロセラ・マクランサはオーストラリアの塊茎状のモウセンゴケです。自然の環境で粘毛を使い、他の植物や石等を這い登ります。二メートルの高さになるそうですが、私のは0.30メートルでした。オーストラリアの夏には雨が余り降らないので、塊茎状のモウセンゴケは球根になり、冬で雨が降るまでずっと土の中で待っています。北半球で、十月頃に発芽し、四月~五月に枯れます。

一月下旬のBACPSのミーティングでCalifornia Carnivoresから購入しました。一日中鞄に入れていたので、夜にアパートに帰った時、様子が悪かったです。粘液も無かったし、粘毛も伸びていませんでした。


一週間ぐらい粘液がなかなか粘毛に付きませんでした。それで湿気を上げさせる為にプラスチック製の袋をかけました。それで粘液が少しずつ現れました。

その時、この植物が非常に綺麗だと思いました。ところでそのワイヤはモウセンゴケを這い登る為に土に刺したものです。そして高くなりました。一週間毎に二センチくらい成長しました。


ある日面白いことに気づきました。茎に虫が付いていました! 前からドロセラ・マクランサの茎にも粘毛があると知っていましたが、これが初めて茎が獲物を捕らえることでした。写真の中央で虫が見えます。茎でも獲物を消化出来るでしょうか? これを見た後、知りたいですね。


数週間後、もう一度起こりました! 写真で虫が二匹見えます。


三週間前に、茎の上の方が褐色になったと気づきました。微小でしたが、それが球根を作っている前触れだそうです。


それで水を上げなくなりました。二週間かかりましたが、結局枯れ始めました。


先週は異常に暑かったので、枯れることが早めに進みました。それを見、少し悲しい気持ちでしたが、もし水を上げ続ければ腐敗してしまうと分かったので、納得出来ました。


成育していた間によく獲物を上げたので、秋の発芽を期待しています。

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