2014年5月18日日曜日

ウトリクラリア・フンボルディー (Utricularia humboldtii)

ウトリクラリア・フンボルディーはセクションオーキディオイデスのウトリクラリアですが、球根はありません。実は昔セクションイペルアに属しましたが、テイラーがその節をセクションオーキディオイデスと組み合わせました。ウトリクラリアの中で一番大きい花を持っています。また、葉も捕虫嚢もかなり大きいので、注目を沢山集めています。南アメリカ大陸のテプイの近くに生えています。ブロメリアの中にも生息するので、面白い植物だと思います。



今年の一月に、BACPSの会員から貰いました。あの人はウトリクラリア・フンボルディーをプラスチック製のたらいで栽培しているので、私もそうすると決めました。そしてミズゴケではなく、ピートモスで栽培しています。

最初によく栽培がうまくいきました。しかしランナーしか作りませんでした。ウトリクラリア・フンボルディーの葉が独特で、長い葉柄の上に丸い葉身があります。葉柄は最長一メートルにもなるので、私の植物は未だ幼少と言えるでしょう。


基本的にウトリクラリア・フンボルディーは四種類の組織があります。葉はシダのような小さなのとさっき紹介した葉柄の上の葉に分類されます。そしてランナーと捕虫嚢があります。大分の捕虫嚢が小さいですが、上の写真の中央にある大きいなのもあります。そのような捕虫嚢は一センチくらいの直径があります。

三月にやっと葉柄が付いている葉が二枚作られました。本当に小さかったのですが、嬉しかったです。写真の上で見えます。


三週間前、ウトリクラリア・グラミニフォリアを買ったので、同じ容器で栽培しようと思い、水を注ぎました。しかし当時ウトリクラリア・フンボルディーは水が多すぎれば腐ってしまうことを知りませんでした。気づいたときにはもう本当に悪かったのです。それで他のたらいに植え替えました。同じピートモスを使っていますが、水がやや少ないので、願わくは生き延びて欲しいです。


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