2015年6月13日土曜日

ウトリクラリア・クリサンサ (Utricularia chrysantha)

ニューギニア島とオーストラリアに生息するウトリクラリアです。自生地で一年性なのですが、去年の交換で入手したこのウトリクラリアはまだ生きています。セクションはウトリクラリア・フルバと同じなので、栽培環境はその種のように栽培するといいでしょう。つまり湿気と高温度があるところで栽培するのです。


貰った時はこのようでした。葉はかなりミミカキグサの葉に似ていますが、先端の方はもっと尖っている気がします。

そしてミミカキグサのように、良い栽培環境で成長が本当に旺盛です。数ヶ月の後、こうなりました。


左の方の花茎はミミカキグサのもので、右の方はウトリクラリア・クリサンサの花茎なのです。


この写真にもウトリクラリア・クリサンサの花茎が見えます。結構太くてそして高いです。三十センチも越えられます。実はその容器が低過ぎたので、花は開かなかったのです。

ところで諸事情で花茎を切ることになりました。そして大分の植物を新しい大きな容器に植え替えました。そうして思いがけないことが起こりました。切られた花茎から新しい花茎が現れました!


花茎はまだ高くなっているので、まだ花開いていません。


ミミカキグサとは違い、葉は余り曲がりません。

一ヶ月前、ウトリクラリア・クリサンサの一株を窓辺に移動しました。意外に、花を咲かせてくれました。本当にきれいな花だと思います。花の直径は一センチ位です。



そして二週間が過ぎたのにまだ枯れていません。





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