2014年4月24日木曜日

ウトリクラリア・ビスクアマタ (Utricularia bisquamata)

食虫植物を栽培している人の間で、野草として知られています。スブラタと一緒に最も悩ましいウトリクラリアと言えるでしょう。なぜかと言うと、花が咲くと、自家受粉が起こり、種が至る所に散らかるのです。

アフリカの南部に由来します。おかしな事にテイラーのモノグラフには、一年生植物だそうです。しかし栽培中多年生植物になります。地上に生えているウトリクラリアの中でこのようなのは少なくない気がします。

さてこの植物は去年の十月にCalifornia Carnivoresでウサギゴケを買った時に一緒にポットにありました。実はウトリクラリア・ビスクアマタはウサギゴケよりも多かったと思います。ところで、あの植物屋が売っている植物の大半のポットにはウトリクラリア・ビスクアマタかドロセン・カペンシスが含まれています。

時々ウトリクラリア・ビスクアマタが花を咲かせてくれます。大量に咲きませんでしたが、かなり綺麗だと思いました。

野草であることは否定出来ないでしょうが、それでも私には魅力があります。花は大体一センチ位でした。



花が小さめなのに色が三つもあります。主な色は白ですが、花の中央が少し黄色く、左右には少し紫色があります。葉は普通の草みたいな形をしていますけど (笑)。以下の写真でドロセン・カペンシスの下で確認出来ます。


 因みに、私にはウトリクラリア・ビスクアマタが野草になりません。おとなしく自分のポットに成育しています。



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